実録!派遣アスリートOLがDJ現場で救われた話

毒抜き

はじめに

※当ブログはアフェリエイト広告を利用しています。

ブラック物流会社を退職して1か月。

身体のどこかにまだ”緊張”が残っている状態で新しい職場(ベンチャー)に転職しました。

今回は、忙しい職場でのリアルな空気感やDJ現場で救われたエピソードです。

ベンチャーへ入社

初日からスキャン・郵送・契約書格納まで一気通貫の超忙しい職場。

いわゆる、“正真正銘のベンチャー”。

3日目には「完璧」と言われたけど…

その瞬間に胃がきゅっと締め付けられます。

教育係の人は親切で優しい。

だけど、会社の空気はかなりピりついていました。

入社して数日たっても毎日が濃すぎて、あれ?私は今息をしているのか?

と思いながらバカでかい画面のデスクトップPCとにらめっこ。

たくさんのSlackの通知、契約書の確認、郵送準備。

全部大事な仕事だと分かっているのに

どこかで「私、ここに馴染めるかな」とふと立ち止まってしまいました。

ギリギリのタイムライン

入社して数日で忙殺され、迎えた木曜日。

時間の感覚もなくなる中で時計を見ると…あっという間に定時になっていました。

これで、やっと退勤できる!

でも、私にはこの後も気を抜けないDJの予定が控えていました。

定時でパッと帰れる!と思ったらPCが勝手に再起動をはじめ….

なぜこのタイミングで?と思いつつ無視して退勤。

猛ダッシュで駅に向かいます。

スマホで乗り換え案内を確認すると、まさかの遅延。

なぜ、こんな時に限ってこうなんだよ笑

第2木曜はDJの師匠の箱に出演予定だったため、すぐに師匠に連絡。

書類の山から解放された直後なのに、今度は別の緊張がやってきました。

音が私を取り戻す瞬間

師匠の箱に着いたのは、開始4分前。

他のDJが念入りにサウンドチェックをしている中、バタバタと到着。

この日のイベントは私からスタートする予定で組まれていたので超ギリギリ。

もちろん、音出しをする余裕なんてありません。

焦る私を見ても、師匠は特に何も言わずどんと構えていて…

いつも通りの穏やかな表情でお店のカウンターに立っています。

「じゃあ、ちょうどオープンの時間なんで始めましょうか。」

師匠の一言で、何事もなかったようにイベントがスタートしました。

現実と音のあいだで

曲を流し始めると、さっきまで仕事に追われていた世界が目の前で一瞬にして消えました。

冷たいビールを流し込みながら、重低音に包まれる瞬間が本当に至福の時。

プレイ中もなぜか全く緊張しませんでした。

私は普段、テクノを中心にした選曲をしているのですが、

この日の3曲目に選んだのが”ケンイシイ”のパックマン。

フロアにお客さんもいない中でしばらく様子をみていた師匠が、目の前まで来て

「これ完全にパックマンじゃん笑」と話しかけてくれました。

こにこしているのを見て一気に安心モードに。

ケンイシイ効果もあって、体の奥の熱が呼び戻されていきます。

不思議なもので、DJブースに立つと全ての境界線が溶けて…

会社員でも、派遣でも、誰かの評価も気にすることなく……

“音で生きている自分”だけが残った感覚に変わっていくんです。

師匠のリアクション

プレイを終えて師匠が待つカウンターに行くと…

師匠は何も言わずに「👍」をしてくれました。

具体的な言葉がなくても、私にはそれだけで十分。

誉め言葉なんてなくてもその一瞬のジェスチャーで全て報われた気がしました。

ギリギリの現場入りになってしまったことを言い訳がましく謝ろうと思っていたけれど…

そこにもう言葉は必要ありませんでした。

師匠の大人対応には、いつも救われています。

まとめ

仕事では新しい環境で気を張って、ミスしないように、丁寧に控えめに…

でもDJの現場では、全部解放していい。

その振り幅こそが私のバランスなのかもしれないです。

矛盾しているようで、ちゃんと地続き。

現実につかれた時こそ、クラブのフロアで”生きてる自分”を取り戻す。

これが私なりのリセット方法なんだと最近気が付きました。

ちなみに、翌日は4時間睡眠で普通に出勤して瀕死。

まさに、社会人トライアスロンです。

あとがき:DJ生活を支える小さな相棒

DJは、何よりも事前の仕込みと練習の積み重ねがすべて。

どんなに仕事が忙しくても、ほんの10分、家で練習するだけでも感覚が掴めます。

ここで私が普段から愛用しているコントローラーや現場で使用しているUSB、ヘッドフォンなど3点をご紹介します。

これからDJを始めたいという方や、家でやってみたい!という方にもおススメです。

PioneerDJコントローラー「DDJ-FLX4」


Pioneer DJ / DDJ-FLX4【御茶ノ水本店】

家練でも現場でも使える安定感。

Recordbox/Serato両対応で、音の反応も抜群です。

私は持ち運べるように専用カバーも別で買いましたが、最初の1台なら本体だけで十分。

軽いので外に持ち運びにも向いていますよ。

▶BUFFALO|バッファローSSD-PUT500U3-BKC

私が、現場で常に使用しているのがこちらのSSDです。


BUFFALO|バッファロー SSD-PUT500U3-BKC 外付けSSD USB-A接続 (PC・TV両対応、PS5対応) ブラック [500GB /ポータブル型]

コンビニなどで売っているUSBでも最初は良いのですが、長く使う事を考えたら

こちらのSSDの方が断然おススメです。

500GBなら容量的に6万曲(私もそんなに入れたことはないですが)は入りますし

曲の読み込みも早い上にPCやpioneer機材との相性も◎

CDJ-2000などの少し古めの機材でもしっかり対応してくれるので安心感が段違いです。

Pioneer ヘッドホン HDJ-CUE1

耳が痛くならない軽さと、重低音もしっかり拾ってくれるHDJ-CUE1


Pioneer DJ パイオニア HDJ-CUE1 DJヘッドホン ブラック ( 有線専用モデル )

長時間のプレイに耐えられるだけでなく、耳にしっかりフィットするので

現場でも集中してプレイすることができます。

DJ歴20年の師匠も愛用中のモデルで、ずっと手放せない存在です。

結局、道具も人間も”信頼できるもの”に囲まれるのが一番。

平日バタバタでも、夜にDJをするときの頼れる相棒たちです。

この記事が少しでも参考になったら嬉しいです!

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